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洋楽ロック!3人で演奏出来るギター・インスト集!

音楽活動から遠ざかっていたバンド経験者が「暇つぶしに知り合いとバンドでもやろうか!」とか、ふと思う事ありますよね。

バンドあるあるだと思うんですが、そうやって集まってみたら「ギター、ベース、ドラム」しかいない。。.

このケース、結構あると思うんです。

で、話し合いの結果「ボーカル無しのインストでもやろうか」となる。

そこで大体出てくる名前がジェフ・ベック、ジョー・サトリアーニ、スティーブ・ヴァイなど。

インスト・アルバムのイメージが強いアーティストですよね。

しかし各パートの実力差は必ずあるので、どのパートも難しいスティーブ・ヴァイに挑戦する事は少ない。

取っつき易いのはベースやドラムは比較的簡単なジョー・サトリアーニ。

なんだけど、基本ボーカルものだがアルバムに一曲だけインストが入ってたりするパターンもある。

その曲が秀逸である事も多い。

そんな訳で、今回はそんなインストのイメージがあまりないアーティストの楽曲も含め、三人で演奏出来そうなものをいくつか紹介します。

まずは初心者でもイケそうなエアロスミスの曲から。

Aerosmith / The Movie

少し声が入ってるけど、これは無視する。

本当は簡単なインストの代表はAC/DCの「D.T.」という曲なんだけど、動画が見つからず・・・。

86年に発表した「Who Made Who」というアルバムに収録されてますが、wikiによると「サウンドトラック」に分類されてます。

次はブルース・フィーリング溢れる2曲を。

エリック・クラプトン在籍時のジョン・メイオール&ザ・ブルース・ブレイカーズの「Hideway」。

そして同じくブルース・ブレイカーズにクラプトンの後釜として参加したピーター・グリーンのギターによる「The Stumble」。

John Mayall & The Bluesbreakers with Eric Clapton / Hideway
John Mayall & The Bluesbreakers / The Stumble

60~70年代に活躍した知名度のあるバンドには、このブルース・ブレイカーズに参加していた経緯を持つメンバーが多い。

既出の二人以外にもミック・フリートウッド、ジョン・マクヴィー(この二人は後にピーター・グリーンと共にフリートウッド・マックを結成)、ジャック・ブルース(クラプトンとクリームを結成)、ミック・テイラーなど。

そんなバンドのボスであるジョン・メイオール.

その彼の師匠は「ブリティッシュ・ブルースの父」アレクシス・コーナー。

ローリング・ストーンズ結成のきっかけを作った人でもある。

次はプログレッシヴ・ロック・バンド “ジェネシス” のギタリスト、スティーヴ・ハケットの「Firth of Fifth」。

Steve Hackett / Firth of Fifth

この曲は本来ジェネシス名義の楽曲で、実は10分近い大曲。

そのギターソロ部分を抜粋した、というアレンジになっている。

凡人には思い付かない幻想的な、そして美しいフレーズ。

一度弾いてみたいと思いませんか?

次はリッチー・ブラックモアのレインボーの曲から「Still I’m Sad」。

Ritchie Blackmore’s Rainbow / Still I’m Sad

三大ギタリストが在籍した事でも知られるヤードバーズがオリジナル。

この曲はレインボーの第一弾アルバムに収録されてますが、一般的にはロニー・ジェイムス・ディオが歌うイメージの方が強いかもしれないですね。

カウベル無しだとかなりイメージが変わります。

無くてもいいかもしれませんが、私はドラムに買わせました!

次はバンドに興味無い人にでも認知されてそうなスティーブ・スティーヴンスの「トップガン・アンセム」。

Steve Stevens / Top Gun Anthem

説明不要の曲ですね。

スティーブ・スティーヴンスなら3ピースにピッタリな「Bozzio Levin Stevens」があるんですが、変則的なメンツ過ぎて敷居が高い!

これはまた別の機会に紹介したいが、気になった人は調べてみて下さい。

話しを戻すと「トップガン・アンセム」はテンポがゆっくりなのでギター・ソロも楽かと思います。

ただアームでの感情表現が難しい。

これが決まらないとダサくなってしまいますからね。

ソロ前のキーボード部分はアレンジが必要。

次は定番のマイケル・シェンカー!

Michael Schenker Group / Into The Arena

これも少しキーボード入ってますが、大体どのバンドもアレンジしてます。

後半の展開もドラマチックで素晴らしい曲ですよね!

シェンカーにはもう一つ「Captain Nemo」という代表曲があります。

こちらも後半がまるで違う雰囲気に展開する曲ですが、個人的に後半が少し退屈に思える。

なので今回は「Into The Arena」を選曲した。

次はプログレの定番インスト、キング・クリムゾンの「レッド」

King Crimson / Red

これぞプログレのインスト!!という感じですよね。

途中のストリングスはベースでカバーする事が多いかな。

普通のロックしか弾いてこなかった人にはいい刺激になると思います。

同じクリムゾンの曲でかなり難易度が跳ね上がりますが、「Larks’ Tongues In Aspic, Part Ⅱ」もおススメです。

King Crimson / Larks’Tongues In Aspic Part Ⅱ

変拍子が厄介ですが、レベルアップを目指したい人はチャレンジしてみて下さい!

続いて紹介するのはヴァン・ヘイレンの曲。

「おっ、イラプションか!」と思うかもしれませんが違います!(;^ω^)

サミー・ヘイガー時代の最終アルバム収録の「バルチテリウム」。

Van halen / Baluchitherium

意外とスルーされてますが、貴重なヴァン・ヘイレンのアンサンブル形式のインスト。

ボーカル入る予定だったみたいですが「これでいいんじゃね」という事になったらしいです。

サミーとエディの関係が末期だったので、主に歌詞担当のサミーが仕事放棄したのかもしれません。

タイトルは「壮大な曲に仕上がった為、恐竜の名前を付けた」との事。

しかし、エディ・ヴァン・ヘイレンのファンなら、きっと誰しも一回は頭によぎった事はありませんか?

エディと比較されてるギタリストの殆どはインスト・アルバムを出している。

「エディがそんなアルバム出したらなぁ」と。

その夢も叶わず天に召されてしまいましたが・・・。

今度は少し違ったジャンルからブライアン・セッツァーの「スリープ・ウォーク」。

The Brian Setzer Orchestra / Sleepwaik

ストレイ・キャッツ版もあるんですが、好みでこちらを紹介します。

この曲は色んなアーティストがカバーしてますね。

オリジナルはサント&ジョニーですが、有名なところではベンチャーズ、シャドウズ、ジェフ・ベック、ラリー・カールトン、エイモス・ギャレット、ジョー・サトリアーニなどがカバー。

もう一曲、あまり馴染みのないジャンルから。

トイ・ドールズの「Wakey Wakey Outro」。

Toy Dolls / Wakey Wakey Outro

この曲はたまたまテレビのBGMで流れてたのを聴いて、気になって調べました。

パンク系の人には入りやすい曲ではないでしょうか。

次は私の大好きな曲、フォーカスの「シルヴィア」です。

Focus / Sylvia

大好きなギタリストの一人、ヤン・アッカーマンが中心のオランダのプログレバンドです。

ファルセットによる声なども入ってますが、そのフレーズはギターで弾いちゃって下さい。

youtubeでカバー動画を見ると、メインリフのコードは1~3弦で弾いてる人が多いですね。

私は2~4弦を使用してましたが、本人のライヴ動画を見ると多分1~5弦が正解。

私も動画アップしてる人達も、ラクしようとしてたみたいです!(((´∀`))

さて、聞いた事の無いアーティストだと興味が薄れると思いますが、凄いギタリストを紹介したいと思います。

ジェフ・ベックが好きな人なら「誰だコイツ?!」となるハズです!

その名は、、、ジミ~~~~~~、へ・・・・・・・・・・・リング!

Jimmy Herring /Within You Without You

どうですか?

ジェフ・ベックですよね?(-_-;)

この人ラジオで知ったのですが、DJが凄く絶賛してたんです。

ラジオでこれからビートルズのカバーを流すという。

名前は「ジミー・へリング」。

「ん?ジミヘン?」

「どんなもんだ?」と聞いてると、なにやらジェフ・ベック風のギターフレーズが。

一瞬で耳を奪われ聴き入る俺。

「さっきジミヘンと言ってたような気がしたけど、これジェフ・ベックじゃん!」

「でも何か違う、ギターソロはジェフ・ベックがやりそうもない速弾き」

と、そんな感じで一瞬でお気に入りとなったギタリストです。

日本では無名ですが、アメリカではカリスマ的存在らしいですよ。

次はドッケンの「ミスター・スケアリー」。

Dokken / Mr.Scary

「やっとザクザクしたギターが出てきた!」と思ってた人もいましたかね?(;’∀’)

ジョージ・リンチのギター・サウンドは「カミソリギター」なんて形容された事もある。

切れ味鋭いサウンドはB’zの松本孝弘氏にも影響を与えた。

トレードマークである♭5thの響きを最大限に活かした曲です。カッコイイ!!!

メインフレーズは重ね録りをしてるので、高音をとるか低音をとるか、悩みますよね。

まぁ、お好きな方で弾いて構わないと思いますが。

そろそろ速弾き系も紹介した方がいいですよね。

それではご希望の応えてレブ・ビーチの「Bkack Magic」を。

Reb Beach / Black Magic

凄腕ギタリスト達が参加したコンピレーションアルバムの一番手として収録されていた曲。

イングヴェイ・マルムスティーン、ポール・ギルバート、ザック・ワイルド、リッチー・コッツェン,ヌーノなど、当時最先端にいたギタリストが集合。

しかし最大のキラーチューンはこのレブの曲です。

次点は奇妙なフレーズを奏でるリッチー。

ポールは「ポップな楽曲+速弾き」という、いつも通りのダサい発想。

・・・なんて言うとポールファンに怒られそうなので、ポールからもおススメの一曲を!(;’∀’)

Paul Gilbert / Let The Computer Decide

どうですか?このアルバム・ジャケットのセンスの無さ!(*`艸´)

いや、、ポール嫌いじゃないですよ!本当に!(^-^;

しかし、たまに「センス無いなぁ」と思う事は正直あります!スイマセン。。。

デビュー当時のレーサーX時代は本当に好きでしたね。

ポップ路線に走ってから微妙になりましたけど、この「Let The Computer~」は久しぶりに「おおっ!」となりました。

あのデカい手でかなりのストレッチを多用してるので、手の小さい人には厳しい。

次はスティーブ・ヴァイの曲ですが、なんと紹介する曲に「ギターソロ」と呼べるものはありません!w

「それなら簡単じゃね?」と思うかもしれませんが、かなりレベル高いと思うんですよね。

「マニアックな選曲」「他にもっとあるだろ!」と思われるでしょうが、初めて聴いた時「なんか凄ぇな」と思ったので。

Steve Vai「Hill The Guy With The Ball

Steve Vai / Hill The Guy With The Ball

普通はスルーされる曲なので「何でこれ?」って思いますよね。

ヴァイなら「Erotic Nightmares」が人気なのかな。

でもそれは知ってる人が多いと思ったので、敢えて違った視点で紹介させていただきました。

しかし、この人も手がデカい!w

気付けば長くなってましたので、これで最後の紹介にします。

どんなジャンルもハイレベルでこなしてしまうガスリー・ゴーヴァンです。

Guthrie Govan / Fives

キリストのような風貌、まさに神!!

世界的に見てもトップレベルの技術を持ってると思いますが、何故か知名度は低い。

この手のギタリストをチェックしてる人なら当然知ってると思いますが、やはり楽曲のジャンルが多岐に渡ってるので受け入れにくいのかな。

長々と紹介させていただきましたが、いかがだったでしょうか?

最後に今回紹介した曲のまとめをしておきます(動画掲載してない曲も含む)。

Aerosmith / The Movie

AC/DC / D.T.

john mayall & The Bluesbreakers / Hideway

john mayall & The Bluesbreakers / The Stumble

Steve Hackett / Firth of Fifth

Ritchie Blackmore’s Rainbow / Still I’m Sad

Steve Stevens / Top Gun Anthem

Michael Schenker Group / Into The Arena

Michael Schenker Group / Captain Nemo

King Crimson / Red

King Crimson / Larks’Tongues In Aspic Part Ⅱ

Van halen / Baluchitherium

The Brian Setzer Orchestra / Sleepwaik

Toy Dolls / Wakey Wakey Outro

Focus / Sylvia

Jimmy Herring /Within You Without You

Dokken / Mr.Scary

Reb Beach / Black Magic

Paul Gilbert / Let The Computer Decide

Steve Vai / Hill The Guy With The Ball

Steve Vai / Erotic Nightmares

Guthrie Govan / Fives

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